停泊していた鳥取県境港市の港で密漁をしたとして、外国籍の貨物船の乗組員3人が現行犯逮捕されました。 外国人漁業の規制に関する法律違反の容疑で逮捕されたのは、ベリーズ船籍の貨物船の乗組員でインドネシア国籍の男(35)と、ベトナム国籍の男(30)と、中国国籍の男(47)です。 境海上保安部によりますと、26日午前9時頃、「境港昭和南岸壁着岸中の船から漁具のようなものが垂れ下がっている」旨の通報があったということです。 現場にかけつけた職員が、貨物船を確認したところ、垂れ下がっていたものが刺し網だったことがわかり、乗組員9人のうち犯行にかかわったとみられる3人を、午前11時頃に現行犯逮捕しました。 漁獲物は、ナマコ2個と、ウニ1個だったということです。 逮捕された3人は日本語を話すことができませんが、取り調べには素直に応じているということです。 事件の経緯や動機などについて、境海上保安部が調べています。