2024年1月、静岡県東部の住宅敷地内に侵入したとして、静岡県警裾野警察署に勤務する男が逮捕されました。静岡県警をめぐっては2025年1月に入り、別の巡査長が詐欺容疑で逮捕されたばかりでした。 住居侵入の疑いで逮捕されたのは、裾野警察署地域課に所属する巡査長の男(30)です。警察によりますと、男は、2024年1月31日、正当な理由なく、県東部地区の男性の住宅敷地内に侵入した疑いがもたれています。 翌日、被害者から「自宅の敷地内に知らない男が侵入した」という内容の通報があり、警察が捜査していました。事件当時、住宅には誰もおらず、男性は夕方に帰宅し、翌日になって男が侵入していたことに気づいたということです。巡査長の男と被害者男性の間には面識はありませんでした。 巡査長の男は、逮捕直前まで交番で勤務していて、犯行時は勤務外でした。警察は、男の認否を明らかにしておらず、住宅に侵入した目的などを詳しく調べています。 静岡県警をめぐっては2025年1月、浜松中央警察署に勤務する巡査長が詐欺容疑で逮捕されたばかりで、静岡県警の日吉知洋警務部長は「警察職員が、重ねてこのような事案を引き起こしたことについて、厳粛に受け止めるとともに、被害者と県民の皆様には深くお詫び申し上げます。警察職員として言語通断であり、厳粛に処分いたします」とコメントしています。