愛媛県八幡浜市の高齢女性が、NTTや警察、検察を名乗る相手から電話で捜査などを口実にしたウソをつかれ、現金を500万円をだまし取られました。警察は被害届を1月30日に受け特殊詐欺事件として捜査しています。 被害にあったのは八幡浜市に住む90代の女性です。 警察によりますと女性は去年12月14日警察官を名乗る男から電話があり、「逮捕した犯人があなたに現金を渡したと言っている」とウソをつかれたうえ、保証人になるという偽りの検事を教えられ連絡。現金を盗まれないためや事件と関係ないことの確認を口実にされ、12月17日から今年1月9日までの間に指示通り現金500万円を引き出したあと、1月21日に自宅前の門の下に封筒に入れて置き、回収されてだまし取られました。 警察は特殊詐欺事件として捜査。「現金を屋外に置いて」と指示されるのは詐欺の手口として注意を呼びかけています。