2024年10月、須賀川市内のクリニックで起きた立てこもり事件の裁判が5日から福島地裁郡山支部で始まりました。 逮捕監禁致傷などの罪で起訴された笛木辰之介被告(24)は、5日の初公判で起訴内容について「建物に入ってロープなどで縛ったが、ナイフを突きつけたり、押し倒したりはしていない」と起訴内容を一部否認しました。 起訴状によりますと笛木被告は、2024年10月須賀川市内のクリニックに侵入し、元交際相手の母親の腹部にサバイバルナイフを突きつけるなどした上で、「外で3人見張っています。僕よりもっとひどいことをされますよ」などと言い、元交際相手の母親の両手首をロープやガムテープで後ろ手に緊縛するなどの暴行脅迫を加え、不法に逮捕監禁し、暴行を加え元交際相手の母親の骨盤の一部を折るけがなどをさせたとされています。