不法就労あっせんか ブローカーとみられるネパール国籍の男逮捕〈宮城県警〉

県警によりますと、不法就労あっせんの疑いで逮捕された栃木県栃木市に住む職業不詳でネパール国籍のスレスタ ネワル バサンタ容疑者(34)は、 2024年9月21日、何者かと共謀し、宮城県栗原市にある廃品買取会社に対し、資格外活動の許可を受けていないネパール国籍の男2人を紹介して雇い入れさせ、不法就労をあっせんした疑いが持たれています。 2024年10月、栗原市内で発生した窃盗事件の捜査過程で、この廃品買取会社が違法に外国人を働かせている疑いが浮上。 県警は、この会社の経営者を不法就労助長容疑で11月に逮捕し、携帯電話の通信履歴などから調べを進めていたところ、バサンタ容疑者の存在が浮上し、2月5日、逮捕に至ったということです。 県警の調べに対し、バサンタ容疑者は「仕事をあっせんしたことはない」と容疑を否認しているということです。 県警は、違法なあっせんで利益を得ていたとみて、容疑の裏付けを進めるとともに、金の流れや共犯、余罪についても詳しく調べを進める方針です。

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