「お前、俺の彼女に何しとんの」 現金32万円を脅し取ったとして、18歳の少女と15歳の少年を逮捕 3月以降、市内で”美人局”を手口とした事件相次ぐ 愛知・安城市

今年3月、愛知県安城市で、男性に対して「お前、俺の彼女に何しとんの」などと言い、現金32万円を脅し取ったとして、18歳の少女と15歳の少年が逮捕されました。今年3月以降、安城市内では、いわゆる美人局を手口とした事件が相次いでいました。 警察によりますと、恐喝の疑いで逮捕されたのは、安城市に住む、18歳の少女と15歳の中学生の少年です。 今年3月、安城市内の駅の駐輪場に、23歳の男性を誘い出し、「お前、俺の彼女に何しとんの」「50万払うんだったら見逃してあげるわ」などと言い、32万円を脅し取った疑いがもたれています。 2人の手口は、男女の関係に言いがかりをつけて金品を脅し取ろうとする、いわゆる美人局の手口とみられていて、調べに対し、いずれも容疑を認めているということです。 今年3月以降、安城市内では同様の美人局を手口とした事件が今回を含め3件相次ぎ、20代~40代の男性3人が計80万円ほどを脅し取られたということで、13歳から18歳までの少年少女8人が検挙されています。 13歳の少女が、SNSのアンケート機能で、「Hする?」などと投稿し、「はい」と返答した男性にメッセージを送って誘い出し、待ち合わせ場所の近くで、偶然を装って現れた少年らが男性を脅したとみられています。 8人は、こうした手順を何度も練習していたとみられていて、押収したスマートフォンからは、予行演習をする様子が撮影された動画なども見つかっているということです。 また、8人は「SNSで知り合った相手に対し、未成年に手を出せば犯罪だと言えば、お金をとれるのではないかと思い、『美人局』の手口を思いついた」「好きなものを買ったりするお金が欲しかった」などと話しているということです。

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