盗品の銅線ケーブル買い取りか 群馬の業者を捜索 警視庁など

盗品と知りながら銅線を買い取ったとして、警視庁と栃木、群馬、山梨の3県警は7日、群馬県伊勢崎市の金属買い取り業者「ベイギリサイクル」を盗品等有償譲り受け容疑で家宅捜索し、取引記録などを押収した。警察は、同社に複数の盗難グループが出入りしていたとみており、今後、押収品を精査するなどして実態解明を進める方針だ。 警視庁捜査3課によると、イラン人の男が営む同社は昨年7月、前橋市の太陽光発電施設から盗まれた銅線ケーブル(約500メートル)を約20万円で買い取った疑いがある。銅線を盗んだのはカンボジア人の男4人とみられ、昨年1~7月、山梨県警に前橋市や山梨県内で銅線を盗んだとして窃盗容疑で逮捕され、その後、起訴された。被害総額は計約2600万円に上った。(藤田大道、杉浦達朗)

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