逮捕者が100人を超える大型投資詐欺事件。犯行はどのように行われていたのでしょうか。 【記者】「詐欺グループの作業場が再現されています」 これは2024年7月に摘発された詐欺グループが実際に使ったもので、大阪府警が事務所を再現し、報道陣に公開しました。打ち子が1人でおよそ20台のスマートフォンを使ってSNSでメッセージを送っていたということです。 また「通貨の動きには法則性があります」「1か月目で一番稼げなかった生徒さんでも50万円は稼いでいた」と、利益が簡単に出るといったマニュアルも公開されました。グループはSNSで被害者に投資への勧誘をし、利益が上げられる商材があるなどとうそを言って現金を騙し取っていた疑いがもたれています。 事件をめぐっては、すでに106人が逮捕されていますが、グループの主要メンバーら6人を公開手配して警察が行方を追っています。