【02月08日 KOREA WAVE】昨年12月3日の非常戒厳に関与した疑いのある韓国軍上層部が、今年の旧正月に一人当たり約550万ウォンの休暇手当を受け取っていたことが明らかになった。 国防省の資料にょると、戒厳司令官を務めたパク・アンス前陸軍参謀総長(陸軍大将)は1月24日に旧正月休暇手当として557万6100ウォンを受け取った。 国会に投入された戒厳軍の指揮官であるクァク・ジョングン前陸軍特殊戦司令官(陸軍准将)は547万6680ウォン、イ・ジヌ前首都防衛司令官(陸軍中将)は553万780ウォンをそれぞれ受領した。 戒厳令布告後に主要人物の逮捕を試みた疑いが持たれているヨ・インヒョン前国軍防諜司令官(陸軍中将)は547万6680ウォン、戒厳当日に中央選挙管理委員会に情報司令部の兵力を投入するよう指示したとされるムン・サンホ前情報司令官(陸軍少将)は458万5440ウォンを受け取っていた。 上層部は戒厳令の共謀・関与の疑いで1月20日に職務停止となったが、政策研究官の職務に異動されたため、軍から旧正月の休暇手当が支給されたという。パク・アンス前参謀総長を除く将官らは6日付で起訴休職処分となった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News