京都市内のリサイクル会社の作業場で、在留資格の内容とは異なる単純作業に従事したとして、中国籍の男が逮捕されました。 入管難民法違反(資格外活動)の疑いで逮捕されたのは、京都市北区に住む中国籍の会社員、タン・ウェイフアン容疑者(28)です。 警察によりますと、タン容疑者は2025年1月、左京区にあるリサイクル会社の作業場で、在留資格の内容とは異なる金属くずの分別作業に一定期間、従事した疑いがもたれています。 タン容疑者は、一般的に技術者や通訳などに従事する「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持っていましたが、1年ほど前から現在の会社で働き、給料を受け取っていました。作業場は2023年から稼働していて、周辺住民からの騒音などの苦情を受けて、警察が中を調べたところ、タン容疑者が資格外の作業をしていた疑いが浮上しました。 警察はタン容疑者の認否を明らかにしていません。 この作業場では、他にも数人の外国人が働いているとみられ、警察が勤務の内容などを詳しく調べています。