全国地域安全運動が11日から始まり、「伊勢丹新宿店」で刃物を持った万引き犯を対処する訓練が行われました。 11日、「伊勢丹新宿店」で行われた訓練では、従業員に声をかけられた万引き犯が刃物を突きつける想定で行われました。 訓練には、警視庁四谷警察署の職員や店の従業員など約50人が集まり、いち早く通報して、客を避難誘導する手順や、実際にさすまたを使用し犯人を制圧して逮捕するまでの流れを確認しました。 四谷署管内では2024年8月末までに6件の強盗事件が発生し、このうち2件は万引きから強盗に発展しています。 警視庁四谷署の鈴木智文署長は、相次ぐ闇バイトによる強盗致傷事件に触れたうえで、撲滅のため「未然防止と検挙活動に集中的に力を注いでいる」と話しました。