国道410号でひき逃げ 南房総、横断中の女性死亡 84歳女を容疑で逮捕

南房総市の国道410号で9日夜に死亡ひき逃げ事件があり、館山署は10日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで同市、自称無職の女(84)を逮捕した。 逮捕容疑は9日午後6時20分ごろ、同市白浜町白浜の国道410号で乗用車を運転中、横断歩道を歩いていた同市、無職の女性(86)をはねたまま逃げ、死亡させた疑い。 同署によると「事故を起こして逃げたことに間違いないが、人だとは思わなかった」と供述している。周辺を通った車のドライブレコーダーや車のライトの破片のような遺留物などから容疑者の車が浮上した。 現場を通りかかったランニング中の人が「高齢女性の意識がなく、出血している」と119番通報した。現場は海岸沿いで、片側1車線ずつのほぼ直線。

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