不正に入手した他人名義の通帳から現金を引き出したなどとして、兵庫県警飾磨署は12日までに、窃盗と窃盗未遂の疑いで、神戸市長田区のアルバイトの男(21)と同市中央区のアルバイトの男(26)を逮捕した。 2人の逮捕容疑は2024年7月22日から同24日までの間、不正に入手した同市の高齢女性の通帳を使い、同市内や西宮市内の郵便局のATMから3回にわたり現金計150万円を引き出した疑い。 男2人は同25日、姫路市内の郵便局でも現金を引き出そうとしたが、女性の口座が凍結されていたため警報が作動し、未遂に終わった。いずれも容疑を否認しているという。 事件を巡っては今年1月、別の男も窃盗と窃盗未遂の疑いで同署に逮捕されている。