酒気帯び運転で県職員を懲戒免職 過去にも検挙 滋賀

滋賀県は18日、酒気帯び運転をしたとして南部環境事務所の重森俊一主査(45)を懲戒免職処分にしたと発表した。飲酒運転を繰り返していたとしている。 人事課によると、2024年12月7日午前1時20分ごろ、東近江市内の飲食店で一人で飲酒後、同市垣見町の市道で乗用車を運転していたところを取り締まり中の東近江署員に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。呼気から基準値の4倍となる呼気1リットル中0・6ミリグラムのアルコールが検出され、25年2月3日に大津地検彦根支部に起訴された。21年2月6日にも飲酒後に乗用車を運転し、酒気帯び運転で県警に検挙されていたことも分かったという。 また、勤務中に職務に関係ないことや暴言行為をしたとして統計課の男性主査(61)を減給10分の1(5カ月)の懲戒処分にしたと発表した。 石野浩司人事課長は記者会見で「県民の信頼を損なうこととなり、深くおわび申し上げます」と謝罪した。【菊池真由】

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