名古屋市の南区役所に勤務する58歳の職員の男が、港区の商業施設で、駐輪場に止めてあったオートバイからヘルメットを盗んだとして、逮捕されました。 逮捕されたのは、名古屋市の南区役所の職員大谷裕正容疑者(58)です。 警察によりますと、大谷容疑者は、先月27日、港区にある商業施設で駐輪場に止めてあったオートバイから時価5000円相当のヘルメット1個を盗んだ疑いが持たれています。 調べに対し、「私が盗んだことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 この商業施設では先月から、同様の被害が他に4件確認されていて、大谷容疑者の自宅や車からはオートバイなどのヘルメットが10個見つかったということで、警察は、関連を調べています。 職員の逮捕を受け、南区役所総務課の森田邦彦課長は、「公私にわたって法令順守に努めるよう再度徹底して参ります」とコメントしています。