セーリング五輪銀メダリストのコーチ、性的虐待の疑いで逮捕 アルゼンチン

【AFP=時事】2024年パリ五輪で銀メダルを獲得したアルゼンチンのセーリング選手の元コーチが、10代の頃に性的虐待を受けたという同選手らからの告訴を受けて逮捕された。司法関係者が18日に発表した。 逮捕されたのはレアンドロ・トゥリア氏(53)で、17日に首都ブエノスアイレスの自宅で拘束された。20年以上にわたってブエノスアイレスのヨットクラブでコーチを務めていたが、告訴を受けて解雇されていた。 告訴したのはエウヘニア・ボスコ選手(27)で、パリ五輪の混合ナクラ17級で銀メダルを獲得した。しかしそれから2か月後の昨年10月にトゥリア氏を訴え、今年1月には国内紙のインタビューで、11歳か12歳のときに遠征先やヨットクラブでの泊まり込みの合宿中に虐待されたことを明かした。 検察によれば、このインタビューが公開された後、少なくとも他に6人の女性が、未成年だった2010年から2013年の間に虐待されたとして訴えを起こしているという。 トゥリア氏の弁護人は、18日に同氏の尋問が行われると明かしたが、容疑が15年以上前のものであるため、証明は難しいだろうと述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

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