東京・池袋署で目撃された、車内からこちらをチラリと見る女。 美容サロンを経営する中国籍の韓旭娟容疑者(45)に、その弟(37)と息子(23)。 逮捕されたのは“ニセ医者家族”でした。 発覚のきっかけは、被害者が警視庁に「顔が化膿(かのう)している」と相談したことでした。 韓容疑者ら3人は、医師の資格を持っていないにもかかわらず、東京・池袋のマンションで中国人女性客2人に対し、美容医療の手術をした疑いが持たれています。 美容サロンからは、ペットボトルいっぱいに詰まった使用済みの注射針や、メスなどの医療機器を大量に押収。 被害にあった女性客は、ヒアルロン酸などと称した注射や、二重まぶたにするための切開をともなう手術などを受けましたが、その後、異変が。 警視庁に「顔が化膿している」と相談し、事件が発覚しました。 容疑者らはSNSの広告などで集客をしていて、1日最大5人の客が訪れていたとみられています。 警視庁は他にも数件相談を受けていて、韓容疑者らの余罪を調べています。