市川市で昨年11月、鉄筋3階建てアパートが焼け、出血した男性が1階から救急搬送された事件で、行徳署は19日、男性を殴りアパートに放火したとして、殺人未遂と現住建造物等放火の疑いで、住所不定、無職、中国籍の男(22)を逮捕した。 逮捕容疑は昨年11月20日午前2時~3時5分ごろ、同アパートで、住人の男性(27)に工具で頭を殴るなどの暴行を加えて重傷を負わせ、同アパートに何らかの方法で放火した疑い。 同署によると、容疑を認めている。事件後に男性名義のミニバイクで逃走していたが県外で身柄を確保され、今年1月に入管難民法違反(不法残留)の疑いで逮捕、起訴されていた。当時、容疑者は男性と同じアパートに居住しており、同署は2人の間に何らかのトラブルがあったとみている。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)