タイ当局に強制送還された日本人の男が、茨城県でコカインを使用したとして逮捕されました。男はミャンマーとタイを行き来していたということです。 逮捕された田久保宏章容疑者(39)は、2022年12月、茨城県の周辺でコカインを使用した疑いがもたれています。 捜査関係者などによりますと、田久保容疑者は今月、タイとミャンマーを不法に行き来したとして、ほかの日本人3人とともにタイ当局に身柄を拘束されたということです。 その後、日本に強制送還され、茨城県警にコカインを使用した疑いで指名手配されていたため、きのう逮捕されました。 ミャンマーの国境では、特殊詐欺の拠点に日本人を含む1万人以上の外国人が監禁されているとみられ、警察は田久保容疑者がミャンマーに渡航した理由などについても事情を聴く方針です。