21日午後、甲府市の事業所で窓ガラスが割られたり、消火器を噴射されたりする被害が相次ぎました。現場では泥酔状態の男が建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されました。 半田記者 「甲府市地方卸売市場の近くのこちらの建物に男が侵入し、あちらに落ちているパイプ椅子を使って窓ガラスを割ったとみられます」 警察によりますと、21日午後1時過ぎ、甲府市国母の会社から「何者かに窓ガラスを割られた」と通報がありました。 被害にあった会社は2階の窓ガラスが割られ、道路にはパイプ椅子やガラスの破片が散乱していました。 さらに、ここから100m離れた場所ではー 被害にあった人 「ここに消火器をまかれた。目の前が真っ白になって顔にもかかった」 会社の作業場でコンテナを洗浄していた作業員2人が知らない男に突然、消火器を噴射されました。付近ではほかにも事務所の窓ガラスが割られたり、冷蔵庫の室外機を壊されたりする被害が相次ぎました。 被害にあった人 「びっくりですよ。本当になにが起きたか最初は全然わからなくて。とにかく怖い」 その後、駆け付けた警察官に建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されたのは甲府市池田の無職、清水翔太容疑者(30)です。清水容疑者は逮捕当時、泥酔状態だったといい、調べに対し「覚えていない」などと容疑を否認しているということです。