【長野駅前3人殺傷】発生から1カ月 いつもの光景も…消えぬ不安「通るたび落ち着かない気持ちに」 見えぬ動機 容疑者は依然、黙秘 1人暮らしのアパートは電気・水道止められ、生活困窮

長野市の長野駅前で起きた3人殺傷事件の発生から2月22日で1カ月。市民からの相談件数は減っているものの、事件による衝撃や不安はまだ消えていません。一方、警察は容疑者の動機の解明を進めていますが、黙秘が続いています。 21日のJR長野駅前。いつも通りの通勤通学の光景ですが、駅舎の入り口には警察官がー。事件以来、警戒を続けています。 街の人: 「やっぱり通ると思い出しますね。いまだに警察の方、立ってますし、通るたびにちょっと落ち着かない気持ちにはなりますね」 1月22日、長野駅前のバス乗り場付近で3人が刃物で刺され、男性1人が死亡、男女2人が重軽傷を負った事件。無職の矢口雄資容疑者(46)が、重軽傷を負った2人に対する殺人未遂の疑いで逮捕・送検されています。 捜査関係者によりますと、容疑者が1人で暮らしていたアパートの部屋は、電気と水道が止められていたということです。また関係者によりますと、生活保護も受給していて、生活が困窮していたとみられています。

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