元ド軍打撃投手が優勝リング窃盗被害に 付け込まれた“親切心”…LAで常習化している手口

長年ドジャースで打撃投手を務めてきたマイク・マクダーモット氏が2つのチャンピオンリングを盗まれたと米メディア「CBSスポーツ」が報じた。17日(日本時間18日)に“宝石すり替え被害”にあったという。 マクダーモット氏は1981年と1988年のワールドシリーズ制覇時チームに在籍。「店に行けば『これチャンピオンリング?』と、気付いてくれる。最高だったよ。だって、リングを持つ醍醐味の半分くらいは皆さんと(思い出を)共有できることだったんだ」と、優勝リングを毎日どこにでもつけて行ったという。 事件が起こったのは17日(同18日)、スーパーの外で男女に道を尋ねられた。マクダーモット氏が答えると、お礼として祈りを捧げたいと申し出たという。男性が小さい袋を取り出し、「この(袋)はエルサレムから持ってきた物で、私たちはとても信仰心があります。あなたのリングを祝福したいので、袋の中に入れてください。私たちは祈ります」と話したと明かす。 祈りを捧げている際、女性のブレスレットが緩まっていたという。同氏は「『彼女のブレスレットを(私の代わりに)絞めてくれないか?』と、男性が言ってきた。なので、やってあげた」。その間に袋はすり替えられ、偽物に。祈りが終了後、返された袋の中には本物のリングがなかったという。 ロサンゼルス近郊では同様の事件が多発していた。男女はリングを盗んだ数時間後に逮捕。同氏は「リングを2つ盗んだのは、99.9%彼らだ」と警察に答えたという。

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