2024年、首相官邸や自民党本部を相次いで襲撃した疑いで逮捕された男が、大量のガソリンを積んだ車に火炎瓶を投げて放火するなどした疑いで、警視庁公安部に書類送検されました。 臼田敦伸容疑者(50)は2024年10月、首相官邸前で200リットル近いガソリンを積んだ自分の車に火炎瓶を投げ込み、放火するなどした疑いが持たれています。 臼田容疑者を巡っては、自民党本部で警察官に火炎瓶を投げつけた殺人未遂の疑いなどで2回逮捕されていて、刑事責任能力を調べるため、先週まで鑑定留置が行われていました。 事件当日、臼田容疑者は自民党本部前で警察官に向かって高圧洗浄機で液体を噴射しましたが、液体からトウガラシなどに含まれる「カプサイシン」の成分が検出されたということです。 (「Live News days」2月25日放送より)