虚偽の内容でアパートを契約したなどとして、過激派グループ「革マル派」の活動家の男2人が逮捕されました。愛知県警が「革マル派」の活動家を逮捕するのは、2009年以来、16年ぶりです。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも豊橋市の大学生で、過激派グループ「革マル派」の活動家、牧之瀬大助容疑者(52)と、中沢拓己容疑者(36)です。 警察によりますと、2人は、別の人物と共謀し、去年6月から7月の間、不動産会社に対して、うその書類を作成して不動産会社に提出し、豊橋市内のアパートの一室を契約更新したなどの疑いがもたれています。 実際は、この部屋には、中沢容疑者と別の人物が居住し、さらに、他の活動家を宿泊させるつもりだったにもかかわらず、牧之瀬容疑者と別の人物が住むと、うそをついていたとみられています。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、アパートには「革マル派」とみられる人物が複数出入りしていて、アパートの部屋で何らかの活動をしていたとみて捜査を進めています。 愛知県警が「革マル派」の活動家を逮捕するのは、2009年以来、16年ぶりだということです。