革マル派の活動家2人を逮捕 愛知・豊橋、アパート不正契約か

他の人を住まわせることを隠しアパートを不正契約したなどとして、愛知県警は25日、詐欺の疑いで、いずれも過激派「革マル派」の活動家で同県豊橋市の大学生牧之瀬大助容疑者(52)と、同市の大学生中沢拓己容疑者(36)を逮捕した。アパートには同派関係者らが出入りしていたといい、県警は拠点の一つの可能性もあるとみて調べる。 県警によると、牧之瀬容疑者自身は住まず、契約に違反して中沢容疑者ら他の活動家が住んだり、宿泊したりしていたという。関係者によると、2人は愛知大の学生。 牧之瀬容疑者の逮捕容疑は他の者と共謀して2022年9月4日、不正に豊橋市内のアパートを借り、24年には中沢容疑者らが住むことを隠して契約更新した疑い。更新には中沢容疑者も関わった疑いがある。県警は認否を明らかにしていない。 県警は25日、同派の公然拠点「解放社東海支社」(名古屋市中区)を家宅捜索。午後、捜査員が次々と押収物を運び出すと、閑静な住宅街は一時騒然となり、通行人は顔を見合わせたり、話し込んだりしていた。

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