新潟市内を走行する電車内で、10代女性に痴漢行為をした県迷惑行為等防止条例違反の疑いと、電車の乗車区間を装って清算をした電子計算機使用詐欺の疑いで市内に住む20代の男が逮捕されました。 警察によりますと、新潟市北区松浜のアルバイト従業員の男(20)は、2024年10月上旬、新潟市内を走行するJR東日本の電車内で、10代女性の尻に陰部を押し付ける痴漢行為をした疑いがもたれています。 また、男は10月下旬にJR信越本線の亀田駅から新潟駅、越後線の新潟駅から関屋駅までの間を走行する電車にICカードを使って乗車しましたが清算せず、信越本線の越後石山駅から亀田駅までの間の電車に乗車したように装って(差額703円)、自動改札機を通ったいわゆる“キセル乗車”をした疑いがもたれています。 女性から警察に相談があり、捜査を進める中で男がキセル乗車をしていたことが発覚しました。男は「痴漢も電車のタダ乗りも繰り返していたので覚えていません」と容疑を否認しています。 警察は、痴漢行為とキセル乗車には関連があるとして男の余罪を調べています。