全国で覚醒剤などを密売していたとして、大阪を拠点とする組織のメンバー7人が逮捕された事件で、金沢地方検察庁は主犯格とみられる男2人を覚醒剤の使用や所持などの罪で起訴しました。 覚醒剤取締法違反などの罪で起訴されたのは、大阪市のマッサージ師の男(38)と、無職の男(34)です。 男らは2023年2月から2024年10月までの間に、白山市の50代の男性会社員を含めた顧客18人に覚醒剤などを販売した疑いで逮捕されています。 覚醒剤の使用や営利目的の所持などの覚醒剤取締法違反に関しては起訴となった一方で、麻薬特例法に関しては不起訴処分または捜査が継続されています。 金沢地検は不起訴の理由について、「コメントを差し控える」としています。 逮捕時、男は警察の調べに対し、「使った事実は間違いないが営利目的ではない」と容疑を一部否認しています。