吉本興業は28日までに、所属の落語家・桂梅枝(65)が道路交通法違反で逮捕されたことを公式サイトで発表した。 「弊社所属タレントの逮捕について」と題した一文を掲載。「弊社所属 桂梅枝(かつら・ばいし、65歳)が2月26日(水)、道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で北海道警察に逮捕されたと連絡を受けました。」とし、「詳細について事実確認中ですが、弊社としましては、所属タレントに対し、交通法規を含むコンプライアンス研修を実施している中、所属タレントが酒気帯び運転の容疑で逮捕されましたことは誠に遺憾であり、関係者の皆様、ファンの皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪した。 また、「最終的な処分等については、捜査結果等を踏まえ厳正に判断してまいります」としている。 これにより、明日3月1日(福岡・J:COM北九州芸術劇場)、同8日(広島・JMSアステールプラザ)、同20日(東京・銀座ブロッサム)で予定されていた「枝光改メ 四代目 桂梅枝/三風改メ 五代目 桂慶枝 W襲名披露公演」は中止となることも発表された。 桂梅枝は1978年、五代目桂文枝(当時は三代目小文枝)に入門。小つぶを名乗り、デビュー後すぐにタレントとして関西で活躍した。91年に小児ぜんそくを持つ2人の子どものために北海道へ移住。96年には、二代目枝光を襲名した。昨秋、「四代目桂梅枝」を襲名。約1世紀ぶりに上方落語の名跡を受け継いだばかりだった。