飲食店で女性の太ももを触ったとして、富山県警は28日、男性警部補を懲戒処分にしたと発表しました。今年度の懲戒処分は5人目で、県警は臨時の会議を開き綱紀粛正を呼びかけました。 減給6か月の懲戒処分を受けたのは、富山県警の男性警部補です。去年10月下旬ごろ、男性警部補は、県内の飲食店で女性の太ももを複数回触る痴漢行為をしたとされています。 県警によりますと、男性警部補と女性は、それぞれ別のグループで店を訪れていましたが、偶然、共通の知人がいたことから一緒に飲食することになり、この日、知り合ったということです。 男性警部補は行為を認め「被害者や組織に迷惑をかけ、申し訳ない」などと話しているということで、今月13日、県迷惑行為等防止条例違反の疑いで富山地検に送致され、依願退職しています。 富山県警は男性警部補の所属や年齢を明らかにしていません。 ■富山県警の懲戒処分は今年度5人目に… また富山県警は、酒気帯び運転で逮捕された高岡警察署の68歳の女性職員を2月28日付けで懲戒免職としました。 県警の懲戒処分は今年度5人目となり、28日、県警は各警察署の副署長などを集めて臨時会議を開き、綱紀粛正を徹底するよう指示しました。