警視庁蒲田警察署の45歳の巡査部長が東京・大田区のアパートに2回にわたって侵入し、現金およそ3000万円などを盗んだとして逮捕されました。 窃盗などの疑いで逮捕されたのは、警視庁蒲田警察署の巡査部長、小林元気(こばやし・げんき)容疑者(45)です。 警視庁によりますと、小林容疑者は今年1月末と2月4日の2回にかけて、東京・大田区内のアパートに侵入し、合鍵や現金あわせて3000万円を盗んだ疑いが持たれています。 小林容疑者は1月末にこのアパートで男性(80代)が死亡して発見された際に上司と共に現場に駆けつけていましたが、同じ日の夜に単独で侵入し、合鍵を入手した上、現金も盗んでいたということです。 小林容疑者が上司に「現金を盗ってしまった」と自首したことで犯行が発覚していました。 警視庁の菅潤一郎警務部参事官は「警察官としてあるまじき言語道断の行為であり、極めて遺憾です。関係者に心よりお詫び申し上げます」とコメントしてます。