広瀬すず主演の金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系/U-NEXT、Nettflixで配信)の第5話が2月28日に放送。心麦(広瀬)の協力者として新たに登場した鳴川(間宮啓行)に、視聴者からは「声がカラビナ男と一緒?」といった考察の投稿が相次ぎ、Xではトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます) ■「このマンガがすごい!2024」ランクインの大人気漫画が待望のドラマ化 本作は、月刊漫画雑誌「Kiss」(講談社)にて連載中で、「このマンガがすごい!2024」(宝島社)オンナ編の第4位にランクインした浅見理都の同名漫画をドラマ化。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫る姿を描くヒューマンクライムサスペンスだ。 父が殺された理由を追う大学生・心麦を広瀬が演じるほか、心麦と共に事件の真相を追う弁護士・松風義輝役の松山ケンイチ、殺された心麦の父・山下春生役のリリー・フランキー、心麦を執拗に追う週刊誌の記者・神井孝役の磯村勇斗らが集結。謎が謎を呼ぶストーリーを盛り上げていく。 なお、脚本は「半沢直樹」(2020年、TBS系)、「サンクチュアリ -聖域-」(2023年、Netflix)、映画「サバカン SABAKAN」(2022年)など、注目作を手掛けてきた金沢知樹が担当する。 ■心麦は林川歌なのか?明らかになる真実とは 本部係検事・阿南(瀧内公美)から直接事情聴取を受けた心麦。阿南に春生の手紙についての認識を問われると、変わらず春生が書いたことを信じていると答える。事情聴取を終え、松風とともに事務所へ戻ると、今回の事件で協力を申し出る弁護士・鳴川が訪れていた。鳴川は、かつて春生が傍聴していた裁判を担当していた弁護士だった。 一方、刑事・赤沢(藤本隆宏)の過去に関する衝撃的な事実が、神井によって暴かれる。神井は、染田の死亡事件と東賀山事件の関連を指摘する記事を掲載。その中で、赤沢が東賀山事件の捜査にも関わり、脅迫的ともいえる事情聴取を行っていたことが書かれていたのだった。 この報道は阿南の耳にも入る。阿南は赤沢に対し、多少強引でも自白を引き出すよう指示を出す。赤沢は、友哉(成田凌)を再逮捕する決意を固めるのだった。 そんな中、心麦は鳴川とともに、東賀山事件の唯一の生存者・林川歌を引き取った津寺井幸太(鳥谷宏之)のもとを訪れる。しかし、津寺井は「話すことはない」とかたくなに拒絶する。策を練って出直そうと考えていた鳴川だったが、心麦がふと2階の窓からこちらの様子をうかがう津寺井の姿を目にする。 これ以上後がないと感じた心麦は、スケッチブックに「林川歌と間違われて困っています」と書き、インターホン越しに訴える。すると、その言葉が届いたのか、姿を現す津寺井。心麦が林川歌の所在を尋ねると、彼女は現在シンガポールの大学に留学中だという。写真も見せてもらい、林川歌の存在を確認した心麦は、自分が林川歌ではなかったことに安堵(あんど)するのだった。 ■鳴川弁護士の登場に「声がカラビナ男と一緒?」 一方、接見を行った松風は、友哉から東賀山事件の真相を知るために「父親に会ってほしい」と頼まれる。しかし、友哉は松風が自分に哀れみの目を向けているのではないかと不満を抱いていた。 そんな友哉に対し、松風は自身の父親との関係を語り、友哉と力郎の関係と重ねながら「私は友哉さんがうらやましい」と静かにつぶやく。そして、友哉と力郎を再会させるために「やれるだけのことはやります」と誓うのだった。 新たに鳴川の協力が増え、林川歌と心麦が別人だと明らかとなった第6話に「声がカラビナ男と一緒?」「全員あやしすぎる」「次回も楽しみ」といった投稿が相次ぎ、Xではトレンド入りを果たした。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部