兵庫県洲本市で昨年12月、依頼を受けてリフォーム工事中だった空き家に火を付けたとして、県警捜査1課と洲本署は2日、非現住建造物等放火の疑いで、神戸市東灘区のリフォーム業の男(55)を逮捕した。調べに「私は放火していない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は昨年12月21日午後2時~8時半ごろ、洲本市五色町で木造平屋建ての空き家に火を放ち、全焼させた疑い。けが人や周囲の建物への延焼はなかった。 捜査1課によると、現場の状況や防犯カメラの記録などから男が浮上した。空き家を所有する男性(65)は昨年5月にこの男にリフォームを依頼したが、同10月には洲本署に「工事が進まない」という趣旨の相談をしていた。