群馬県高山村で、妻が車のサイドミラーにしがみついているのを認識しながら車を発進させて殺害しようとしたとして42歳の夫が殺人未遂の疑いで逮捕されました。 古物業の福原豊容疑者(42)は2日午後5時半ごろ、高山村の路上で自身が運転する車のサイドミラーに34歳の妻がしがみついていることを認識しながら車を発進させて殺害しようとした疑いがもたれています。 妻は転倒するなどしましたが軽傷です。 警察によりますと、福原容疑者と妻は帰宅中の車内で口論となり、帰宅後に福原容疑者が自宅から1歳の子どもを連れ出して車に乗った所、妻が運転席側のサイドミラーにしがみついたということです。 取り調べに対し福原容疑者は「殺意はなく、子どもを守るためでした」と容疑を一部否認しています。 警察は夫婦間に何らかのトラブルがあったとみて動機などを詳しく調べています。