保育園の園児の水筒に尿を入れたとして、埼玉県警草加署は4日、園の運営法人の取締役の男(24)=埼玉県草加市=を器物損壊容疑で逮捕し、5日発表した。「水筒に尿を入れて園児を怖がらせて言うことを聞かせようとした」と供述しているという。 署によると、男は3日午前10時15分~午後2時半ごろの間に、自身が事務員として勤務する同市の認可保育園で、男児の水筒に自分の尿を入れて使用不能にさせた疑いがある。児童の母親が3日夜、「息子が保育園から帰ってきた後、水筒に黄色の液体が入っていた」と署に相談し、被害が判明した。市によると、この園は生後6カ月~2歳児が通える施設という。市は当面の間、園児の受け入れを停止するとしている。(山田みう)