秋葉元復興相にも脅迫文書送付か 蓮舫氏に強要未遂で起訴の男を再逮捕

衆院第1議員会館(東京都千代田区)の議員(当時)宛てにカッターナイフ入りの文書などを送ったとして、警視庁捜査1課は10日、脅迫の疑いで、仙台市泉区西中山、無職、大浦康宏被告(52)=強要未遂罪で起訴=を再逮捕した。関係者によると、文書は元衆院議員で、復興大臣などを務めた秋葉賢也氏宛てだった。 再逮捕容疑は令和4年12月~5年1月、「大臣職辞任、おめでとうございます。お前の秘密を知っている。これで終わりと思うなよ」などと記載された文書や、カッターナイフの刃1枚が入った文書を送り、脅迫したとしている。秋葉氏は4年8月に復興相に就任。その後、政治資金問題などを受け同年12月に辞任していた。 捜査1課によると、大浦容疑者は容疑を認め、「辞任して憤りを感じた」といった話をしているという。 大浦容疑者は昨年の東京都知事選を巡り、前参院議員の蓮舫氏の事務所に金銭を要求する手紙を送ったとして先月、強要未遂の疑いで逮捕、起訴されていた。押収したスマートフォンの解析などで今回の事件への関与が浮上したという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加