札幌市の繁華街「ススキノ」の駐車禁止区域に乗用車を駐車していたとして、札幌市中央区の会社員の28歳の男が放置駐車の疑いで逮捕されました。 男は2月28日午後、道路標識で「駐車禁止」が示されている札幌市中央区南7条西4丁目付近で、許可を受けずに乗用車を駐車していた疑いが持たれています。 警察によりますと男の乗用車は去年夏ごろから「ススキノ」地区を中心に70件近く繰り返し違法に駐車され、取り締まりを受けていました。 警察ではこれまでに男へ放置違反金を支払うよう督促状を送ったり電話したりするなど接触を図ってきましたが、男は応じなかったということです。 男の放置違反金の未納は100万円以上に膨らみ、連絡も付かず証拠隠滅などのおそれがあるとして、今回警察は逮捕に踏み切ったということです。 調べに男は「駐車禁止違反の紙が貼られすぎてどの違反か分からない」などと話しています。 警察はこれまで男が繰り返してきたとみられる違法駐車についても調べを進めることにしています。