「払わんかったら分かっとるやろうね」船の停泊場所の使用料名目で現金4万円を脅し取った疑い 70歳暴力団親交者の男を逮捕

2023年7月から8月にかけ福岡市中央区の博多漁港で正当な理由や権限がないにもかかわらず船の停泊場所の使用料名目で40代の男性から現金4万円を脅し取ったとして、山口組系傘下組織と親交がある70歳の男が逮捕されました。 警察は、脅し取った現金が暴力団の資金源となった可能性もあるとみて調べています。 恐喝の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区吉塚に住む山口組系傘下組織の親交者・松藤潮美容疑者(70)です。 松藤容疑者は、2023年7月7日午後1時ごろ、中央区港の博多漁港で正当な理由や権限がないにもかかわらず「ここに留めさせてやるから金を払え」「俺がもらう義理はないが、払わんかったら分かっとるやろうね」などと船の停泊場所の使用料名目で福岡県内に住む40代の男性を脅し翌月1日に、指定した銀行口座に現金4万円を振り込ませた疑いが持たれています。 40代の男性が警察に被害を届け出て、事件が発覚。 銀行口座の情報などから松藤容疑者の関与が浮上しました。 取り調べに対し、松藤容疑者は現金を受け取ったことは認めたものの、「恐喝していない」と容疑を否認しています。 警察は、脅し取った現金が暴力団の資金源となった可能性もあるとみて調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加