山口組系組員ら虚偽申告でマンション賃貸契約 容疑で逮捕

虚偽の申告でマンションの賃貸契約を結んだとして、兵庫県警暴力団対策課と灘署などは10日、詐欺の疑いで、神戸市長田区に住む特定抗争指定暴力団山口組系傘下組織幹部の男(52)ら3人を逮捕した。県警の調べに、男は「黙秘します」と話しているという。 他に逮捕されたのは、男の交際相手で名古屋市中村区に住む無職の女(45)と、男の知人で神戸市灘区に住む会社員の男(44)。 3人の逮捕容疑は、昨年11月、共謀して、神戸市中央区の不動産会社で、暴力団関係者である幹部の男が居住するにもかかわらず、会社員の男の名義で、マンション1室の賃貸物件を結んだ疑い。 灘署によると、会社員の男は幹部の男と面識があったとしており、「依頼を受け、詐欺と分かった上で部屋を契約した」などと容疑を認めている。県警は、女が契約の仲介役だったとみているが、調べに「共謀したわけではない」と話しているという。

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