北九州市若松区の有料老人ホームで、93歳の入所者の男性の首を絞めて殺害しようとしたとして、当時この施設で働いていた51歳の男が10日に逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、遠賀町のパート末廣誠容疑者(51)です。 警察によりますと、末廣容疑者は去年12月4日の夜、当時勤務していた若松区内の有料老人ホームで、93歳の男性の首を絞めて殺害しようとした疑いがもたれています。 被害者の男性は、圧迫により首の周りを内出血する2週間程度のけがをしています。 施設職員からの通報で警察が捜査を開始し、施設内の防犯カメラの映像などから末廣容疑者を特定したということです。 警察の調べに末廣容疑者は「うるさかったので静かにさせるために首を絞めた。殺すつもりはなかった」と容疑を否認しています。