逮捕の少年に「先生が包丁下ろせ」松山・聖カタ高で殺人未遂 原因は「生徒間トラブル」臨時休校へ【愛媛】

愛媛県松山市の高校で11日に男子生徒が切り付けられた殺人未遂事件で、逮捕された同級生の少年を止めようとした男子生徒も軽いケガをしていたことが分かりました。学校は12日に臨時休校し保護者説明会を開くとしています。 木元悠吾記者: 「現場の聖カタリナ学園高校です。門の奥が現場でしょうか、警察による見分や聞き取りが行われています」 この事件では、聖カタリナ学園高校の玄関で11日午後1時35分頃、1年生の少年(16)が包丁で同級生の男生徒の首を切りつけ殺害しようとした現行犯で逮捕されています。現場にいた女子生徒は、事件は5時間目に入る前の移動中に発生したと話しました。 女子生徒: 「靴箱の近くで包丁を持っている男の子がいて自分は逃げたんですけど、そっから先生が止めて包丁を下ろせって」 関係者によりますと、切りつけられた高校生は首の後ろを数針縫う全治1週間程度の切り傷を負ったほか、止めようとした男子高校生2人が床ですり傷を負ったということです。 学校によりますと、原因は「生徒間のトラブル」としていて、目撃した生徒が教師に知らせたとしています。また生徒は動揺していて、5時間目の授業のあと臨時のホームルームを実施して帰宅させたということです。 12日は臨時休校にし、夕方から保護者への説明会を開くことにしたとしています。 警察は事件の経緯やトラブルの原因や動機などを調べています。

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