テレビ朝日は8日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、オンラインカジノを巡る問題について言及した。 西新社長は「社員に対しましては、放送人としてのコンプライアンスを遵守するということを研修等を通じて周知徹底している」と取り組みを説明。 「改めて全役職員にコンプライアンス推進部からの注意喚起と、相談窓口の周知を行っております」とした上で「現在その具体的な事案は発生しておりません」と報告した。 放送局員のオンラインカジノ問題を巡っては、警視庁が6月23日にオンラインカジノを常習的に利用したとして、常習賭博の疑いでフジテレビのバラエティ制作部企画担当部長でプロデューサーを務める鈴木善貴容疑者を逮捕。同24日には過去にオンラインカジノを利用していたとして、賭博容疑で同局の山本賢太アナウンサーが書類送検された。