5年前、和歌山県で男性2人をそそのかして自殺させた疑いなどで逮捕された占い師の女が、事件への関与をほのめかす音声データが残っていたことが分かりました。 自称・会社役員で占い師の浜田淑恵容疑者(62)と無職の滝谷奈織容疑者(59)は2020年8月、和歌山県の海で「信者」の寺本浩平さん(当時66)と米田一郎さん(当時51)を自殺させた疑いが持たれています。 浜田容疑者は別の50代男性から現金8000万円あまりを脅しとった罪で既に起訴されています。 浜田容疑者は「2人はぷかぷか浮いておったぞ」などと脅していたということです。 さらに警察によると、この男性の携帯電話に浜田容疑者が寺本さんたちの自殺への関与をほのめかす音声データが残されていたということです。警察は浜田容疑者が寺本さんたちを精神的に支配していたとみて調べています。