内閣総理大臣の登録を受けずにFX投資を勧誘した疑いで、名古屋市に住む28歳の男が7月23日、逮捕されました。 金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、名古屋市北区清水に住む無職の男(28)です。警察によりますと、男は2022年10月中旬から11月上旬頃までの間、内閣総理大臣の登録を受けていないにもかかわらず、静岡県袋井市に住む40代の女性と浜松市に住む50代の男性に対し、投資事業への出資で配当を受けることができると勧誘した疑いが持たれています。 男は「FXに興味はありますか」「不利益はあたえません」「自分はプロです」などと2人に話し、女性から約6000万円、男性から約1000万円を預かり、投資を行っていたということです。 2023年1月、女性から相談があり、警察が捜査を進めていました。 警察の調べに対し、男は「無登録は認めるが、勧誘はしていない」などと供述しているということです。2人はいずれも友人を通じて男と知り合ったということで、警察は、詳しい経緯を調べています。