知人の女性にけがを負わせたとして逮捕された男が、検察での取り調べ中、机を足で蹴ったとして、公務執行妨害の疑いで再逮捕されました。 再逮捕されたのは自称福井市光陽の塗装業牧野武容疑者(39)です。 警察の調べによりますと、牧野容疑者は、2月28日に福井地検で30代の男性検事が取り調べ中に、机を足で複数回蹴って、検事の職務を妨害した疑いです。 牧野容疑者は2月26日に、20代の知人の女性に対して、家具などに頭を打ち付ける暴行を加え、全治1か月のけがを負わせたとして、傷害の疑いで逮捕されていました。 検事からの通報を受け、取り調べに同行していた警察官の話などから犯行がわかったもので、取り調べ中に乱暴を働いた件については黙秘しているということです。 警察では詳しい経緯を調べています。