12日、京都府長岡京市の交差点で、車が赤信号の交差点に進入し、歩行者やバイクなどと衝突する多重事故があり、3人が重軽傷を負いました。 警察は、車を運転していた70代の男を現行犯逮捕しました。 12日午後1時25分ごろ、長岡京市馬場1丁目の府道交差点で、バイクと人が転倒しているのを、付近を通りかかったパトカーが発見しました。 警察によりますと、70代の男が運転する乗用車が赤信号の交差点に進入し、歩行者やバイクを次々にはねた後に、ワゴン車と衝突しました。 この事故で、横断歩道を渡っていた男性(72)と、バイクの男性(31)が胸の骨を折るなどの重傷を負い、ワゴン車を運転していた男性(40)は軽傷です。 警察は、乗用車を運転していた京都市伏見区の70代の男を、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 男は警察に対し「赤信号を見てブレーキを踏もうとしたが、うまく踏めず交差点に突っ込んでしまった」と容疑を認めているということです。