「意識を失っていたら運転できない」八代弁護士 浜松市の死亡事故で逮捕男性「分からない」供述

国際弁護士の八代英輝氏が26日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。浜松市で78歳の高齢男性が運転する軽トラックが小学生の列に突っ込んで8歳の女の子が死亡した事故について、「痛ましい。歩行者、交通弱者に運転者がいかにこころを配ってあげられるか」とドライバーへの警鐘を鳴らした。 また、八代氏は過失運転致死傷で逮捕されたこの男性が「なぜぶつかったかは分からない」と供述していることにも注目した。「自宅にも家宅捜索が入っていて、通院履歴がないかも含めて捜査しているようです」と話した。 裁判官時代の経験として、「記憶にないと事故直後に言う被疑者は多く、あまりにも大きな結果を起こしてしまった状況で記憶が切れてしまっている。意識を失ってしまっていると錯覚することがある。よくよく事情を聴いていくと、思い出すことがある。意識を失っていたとしたら、運転できる状況にない。(事故の)瞬間だけ意識を失っているということがはたしてあり得るかどうか」とも話していた。

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