韓国の非常戒厳を巡り”内乱”を主導した疑いで逮捕・起訴されていた尹大統領に対し、憲法裁判所は、さきほど”罷免”を妥当とする判決を出しました。 罷免には今回、8人の裁判官のうち6人以上の賛成が必要でしたが、全員一致で”罷免”が妥当との結論を出しました。 大きな争点となったのは、非常戒厳が憲法や法律が定めている手続きと要件を満たしているかどうかでした。 これについては、「非常戒厳を出すほどの危機的状況とは言えない」、「要件違反」だと尹氏側の主張を一蹴しました。 さらに、軍を動員する形で、国会の機能の封鎖や、国会議員らを逮捕するよう指示していたかについては、「国会の権限行使を妨害した」などとして、尹氏の責任を認めました。 このほかにも、大きな争点のほとんどで、尹氏側の主張を退けた形で、憲法裁判所は、「国民の信任を裏切ったもので、憲法を守る観点から容認できない重大な憲法違反」だ断罪し、罷免に至った理由を説明しています。 これにより尹大統領はさきほど罷免されました。 今後60日以内に大統領選が行われることになりますが、韓国の政治と社会の混乱はしばらく続くことになります。