自宅に放火した疑いで逮捕・送検された容疑者の男の刑事責任能力を調べるため、秋田地検は鑑定留置を始めました。 3月に秋田県潟上市天王の住宅で火事があり、けが人はいませんでしたが火元を含む計10棟を焼きました。 警察はこの火事で、火元に住む無職の男（55）を自宅に火を付けたとして、現住建造物等放火の疑いで逮捕し、身柄を秋田地検に送りました。 検察は、容疑者に刑事責任能力があるかどうかを調べるため、4月4日から鑑定留置を始めました。期間は2カ月ほどで、起訴するかどうかが判断されます。 火元の家には容疑者の男と母親が暮らしていて、出火当時、母親は外出中でしたが男は自宅にいました。