静岡県警は、10日、危険運転傷害の疑いで俳優の広末涼子容疑者が暮らす東京都内の自宅へ家宅捜索に入りましたが、違法な薬物などは見つからなかったことが新たにわかりました。中継です。高山さん。 （浜松西警察署前から中継・高山 基彦 キャスター） 広末容疑者の逮捕から２日が経ちました。きょうも、ご覧のように、多くの報道陣が、朝から詰めかけています。 広末容疑者は、9日午後2時ごろに「送検」、この警察署から検察庁に身柄が送られ、4時間後に、こちら浜松西警察署に戻ってきました。こちらの現場の報道陣も警察署に車が止まるたびカメラを向けるなど緊張感に包まれています。 静岡県警は午前10時、広末容疑者が暮らす都内の自宅に家宅捜索に入りました。逮捕容疑の「傷害」ではなく「危険運転傷害」の疑いで、事故前後の言動を踏まえて家宅捜索に入ったものとみられます。ただ、捜査関係者によりますと、家宅捜索で違法な薬物などは見つからなかったということです。 広末容疑者は、7日、静岡・掛川市の新東名高速・上りで、大型トレーラーに追突する事故を起こした後、搬送先の病院で看護師に暴行を加え、けがをさせた疑いで逮捕・送検されています。 捜査関係者によりますと、検察は傷害の容疑について裁判所に勾留を請求したいうことです。裁判所は身柄を勾留する必要があるのか判断します。留を認めなかった場合は、きょうにも釈放される可能性があります。 広末容疑者の身柄がどうなるのか裁判所の判断が注目されます。