広末涼子容疑者 調べ続く 留置場の生活とは“人気”はノート ボールペンは貸与、ブラジャーの差し入れは

病院で看護師に暴行し傷害の疑いで逮捕された女優広末涼子容疑者(44)は10日に静岡地検浜松支部の勾留請求が認められ、浜松西署で取り調べが連日行われている。11日には親族とみられる女性が訪れた。留置場での生活はどのようなものなのか。スポニチアネックスでは警察関係者を取材した。 10日に勾留請求が認められ、19日までの勾留が認められた広末容疑者。11日訪れた女性は広末容疑者に差し入れをした可能性がある。警察関係者は「差し入れとしては、お金と衣類が多い」と語る。 歯ブラシ、タオル、石けんといった最低限の身の回りの清潔を保つ日常品は自身の購入となるため、所持金が必要。また、勾留されている人たちに“人気”なのはノート。こちらも自費購入となる。警察関係者は「取り調べの内容を書き留めたり、詩を書きたいという人も多い」という。筆記用具となるボールペンは貸与。「とにかく事故を起こす可能性のあるものは所持させない。先が尖っている棒状のボールペンは“危険”な物として所持させず、番号を振って時間を決めて貸し出す形になり、時間が来ると回収している」。 基本的にヒモがあるものは“危険”とみなされる。「トレーナーはいいが、パーカーはダメ。ウエストをヒモで閉めるタイプのズボンもダメ。下着ではパンツはいいが、ブラジャーはダメ。留置場では女性はみんなブラジャーを回収される」と説明。入浴については「週1回は基本。夏場は2回になるが、今は1回ではないか」という。 当初は取り調べでも取り乱していたという広末容疑者。7日午後の事故の前に立ち寄った浜松市内のサービスエリアでも「広末でーす」と見知らぬ人に声を掛けたり、抱きつくなどの不審な行動を見せ、搬送先の病院では院内を歩き回り、制止しようとした看護師を複数回蹴るなどし、けがをさせた疑いで現行犯逮捕された。簡易検査では大麻や覚せい剤などの違法な薬物は検出されず、県警は今後詳しい検査を進めているが、依然謎の多い事件。広末容疑者への調べは続く。

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